まいブック

川端麻衣のびのび日記から移行しました!

初活弁!からの〜告知!9月28日(水)よりBSプレミアムで『クイーン・メアリー 愛と欲望の王宮』がスタートします!

先日、旬報キネマシアターで

活弁
を演って参りました。


ことの始まりは、6月だったかな。

よく同じ現場でご一緒していて、公私ともに仲良くさせて頂いている、
ケンユウオフィスの岸本百恵さんに声をかけて頂いた事がきっかけなのです。


収録のあと、百恵さんからの

『麻衣ちゃん…麻衣ちゃんってオジサンとかもやったりしますか…??』とのお言葉から始まり、百恵さんが、活弁の弁士として活動している事を知ったのです!



そもそも、皆さま、活弁とは何かご存じですか?

活動写真、いわゆる音のない映画(サイレント映画)に
弁士がスクリーンの横に立ち、解説や登場人物の台詞をつけて上映すること。

徳川無声さんも弁士の一人として有名ですよね。



ちょうど、私がもっと色々勉強したいな〜、でもあれもこれもじゃ中途半端になるし…と
悶悶としていた時に、この百恵さんからのお誘いです。
断る訳がないっっ!

チャレンジしてみたい!
勉強できる!

この思いだけで、『やりたいです!』と何も分からずにお返事をしました。

そこからは、
まずは顔合わせをしようと、百恵さんと、演出家である山形さんにお会いし、
事務所にも相談したら『やってみなよ!』と快くお返事を頂き…

思い出すと、6月から本番の9月22日まで、あっというまでした。。


吹き替えとは似た所もあるけど、違う部分も沢山あって練習はだいぶ苦戦しました。

そもそも、解説(ナレーション)+ 登場人物の全員の台詞 というだけでも全然違う!

演じ分けも必要だし、切り替えの早さも必要。
しかも吹き替えにはあるタイムコードがない。
(タイムコード…映像の上部か下部にある秒数のこと。吹き替えは、この秒数でセリフの喋りだし等をチェックします)


演出の山形さんから「とにかく数をこなすしかありません」とのお言葉を頂き、とにかく練習しました。
同じく弁士の清原愛さんにも助けて頂きながら、本番を迎えて…

何とかやりきる事が出来ました!

公演が終わった後、お客様に「頑張ってね」「面白かったわ」とお声を頂けたのが、とっても嬉しかった。

課題も残りましたが、楽しかったです!
次の公演も面白いものを作れるように精進いたします!


そしてそして、
百恵さんと初めてお会いした作品が、
この度NHK BSプレミアムさんで放送される事になりました〜!

わーいわーい!

『クイーン・メアリー 愛と欲望の王宮』
9月28日(水)放送スタート 毎週水曜 午後11時15分〜 午前0時00分 です!
HP:http://www4.nhk.or.jp/queenmary/

この作品、私の初めての長期レギュラー作品だった事もあって、思い出深いです。
この作品で、百恵さんと出会っていなければ、活弁をやることもなかったかもしれません。
作品を通して、人と繋がっていけるって素敵だなあ。

ちなみに私は、メアリーの侍女の一人であるローラ(アナ・ポップルウェル)の声をあてています。

ぜひご覧ください!